魂が眠る、世界遺産

橋を渡って霊山浄土

故人が住まう場所

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ごあいさつ

羅漢寺・五百羅漢は高野山真言宗の寺院です。
2007年(平成19年)7月2日に開催されたユネスコの世界遺産委員会において、世界遺産条約の「世界遺産一覧表」へ登録された『登録名称:石見銀山遺跡とその文化的景観』の構成資産の一部です。石造りの反り橋を渡った岩山の左右の岩窟に500体の(左右250体づつ)羅漢さんをお祀りしてあります。昔から「橋を渡った先は浄土」、五百羅漢にお参りすれば亡くなった親・我が子・大切な人が羅漢さんの中に居ると云われています。今でもその姿を探すため参拝者が絶えません。そんな参拝者様に寄り添い合えるお寺を目指しております。
また、兼務寺院には金剛山安楽寺があり、羅漢寺と同様に縁切り祈祷・厄除けを承っています。

羅漢寺と五百羅漢の関係

五百羅漢は、一七四一年から一七四三年に月海浄印が発願。銀山で働いて亡くなった人々の霊を供養するために大森代官所の役人、銀山御料内の村々、八代将軍徳川吉宗の次男田安中納言宗武卿(むねたけきょう)の援助で田安家奥御殿の女中など多くの人々の寄進により一七六六年(明和三年)三月に二十五年も掛けて完成しました。
また、完成に先立つ一七六四年(明和元年)には石窟の正面に五百羅漢を護るために羅漢寺を建立し月海浄印が初代の住職となりました。
御本尊阿弥陀如来、不動明王、愛染明王、過去・現在・未来の三世の悪因を断除される降三世(ごうさんぜ)明王(秘仏・文化財)、国家平安と衆生擁護をつかさどる大元師(だいげんすい)明王(秘仏・文化財)を安置してあります。

加持祈祷

羅漢寺・安楽寺では、
縁切り祈祷や厄除けなどの祈祷を承っております。

拝観料・アクセス

羅漢寺の参拝料金やお車でのアクセス方法をご紹介しています。
ご参拝の際にご参考ください。

羅漢寺

寺院名 石室山無量寿院羅漢寺
(いしむろざん むりょうじゅいん らかんじ)
宗派 高野山 真言宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 1764年(明和元年)
創建者 月海浄印
世界遺産
国指定文化財
羅漢寺五百羅漢
石造五百羅漢坐像群五百躯外
石反橋 三基
宝筐印塔
市指定史跡 千人壺 一か所
市指定彫刻 木造大元師明王立像 一躯
木造降三世明王立像 一躯
御朱印 貼り付けタイプの御朱印とさせていただいています
その他 石見霊場客番十善戒第三番札所
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